新聞条例


日本の報道機関が彼の9月10日の指令と、フーバー大佐の警告を理解しなかったためか、マッカーサーは、9月19日に「プレス・コード」(新聞条例)を発令した。

  ⑴ ニュースは、絶対に真実でなければならない。

  ⑵ 公共の治安を乱す事は掲載してはならない。

  ⑶ 連合国軍に関して、破壊的または誤った批判をしてはならない。

  ⑷ 占領軍に対して破壊的な批判を加えたり、疑いや怨念を招くようなものを掲載 してはならない。

  ⑸ 公式に発表されない限り、連合国軍部隊の動静を報道してはならない。

  ⑹ ニュース記事は、事実通りに掲載し、意見を完全に除いたものでなければなら ない。

  ⑺ ニュース記事は、いかなる政治宣伝とも結びついたものであってはならない。

  ⑻ ニュース記事の一部を特定の政治宣伝のため誇張してはならない。

  ⑼ ニュース記事は、事実の一部を省略することで曲げられてはならない。

  ⑽ 新聞作成において、特定の政治宣伝をするために1つのニュース記事を不当に 大きくしたりしてはならない。

調教される「言論の自由」


プレス・コード発表にともない、マッカーサーは日本国民に、「プレス・コードは、日本の新聞に自由な新聞の責任について教育するために作られた」といい、そして「あらゆる新聞のニュース、社説、広告はもとより、日本で印刷される全ての出版物に適用される」と説明を付け加えた。

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日本帝国政府は「言論の自由」を圧えつけていたが、マッカーサーは「民主主義のために」同じことを繰り返そうとしている。

マッカーサーは、日本のマスコミが自分の監視の下、再び効果的な宣伝機関になることを望んでいた。