犯罪天国・日本


ところが日本も「犯罪天国」になりつつある。平成元(1989)年度の刑事犯罪数は167万3268件。平成13年には、戦後最悪の273万5612件になった。百万件以上の激増である。凶悪犯罪(殺人、強盗、放火、強姦)も増え続け、平成13年度には1万1967件にもなり、平成元年と比べて2倍も多くなっている。

犯罪が増えているのに反比例するかのごとく、検挙率は下がっている。平成13年度の凶悪犯罪の検挙率は、戦後最低の61.2%である。不法外国人による凶悪犯罪が急激に増えている。日本社会を混乱させるための、海外からの組織化された破壊活動なのか(佐々淳行「警察に一体何が起きている」『文藝春秋』2003年6月号)。

これでもまたアメリカより安全なのだ。


アメリカン・ドリーム


しかし、米国を判断する時見逃してはいけない重要な事実がある。

それでも人々は、アメリカに住みたいと願う事実だ。世界中で、移民の一番多い国はアメリカ。移民したいと望んでいる人たちの間で第一希望国である。一旗揚げたいと野望を持っている人々、自由になりたいと望んでいる人たちは、ロマンをかき立ててくれるアメリカン・ドリームを夢見るのだろう。

諸外国の人たちは、日本に何を見るのだろうか。アジアから、いや世界中から、日本へ出稼ぎには来るが、移住してこない。日本人が外国人の受け入れを忌み嫌うからであろう。国内にいる在日外国人さえも疎外する。


日本国民の条件とは


在日中国人、在日朝鮮人は日本生まれである。数世代にわたり日本で生まれ、日本で育ち、日本の学校に通い、日本語しか話せなくても日本国籍が貰えない。日本生まれの在日外国人で「日本人」になりたくない人もいるだろうが、日本で生まれたら自動的に「国籍」を与えるべきだ。海外からの旅行者の赤ちゃんがアメリカで生まれたら、自動的に「米国市民権」を与えられる。

日本文化は、諸外国の文化を取り入れて豊かになった。日本人がおおらかになり、日本の若者が、世界中から集まってきた人たちと自由に交流ができる社会環境を作るように努力するべきであろう。

外からのモノは取り入れるが、外からの人は受け入れないという姿勢は、国を弱くする鎖国なのだ。日本列島の中だけで、どこの大学を出た、どこの会社に採用されたと自慢大会をしていると、世界のランキングから落ちこぼれる羽目になる。

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西鋭夫著『日米魂力戦』

第5章 戦争と平成日本 -16