blog115.jpegFrom: 岡崎 匡史
研究室より

先週のブログでは「ヴァチカン・シークレット」をとりあげました。

ヴァチカンは世界で一番小さな国。その次は、モナコ、ナウル、ツバル、サンマリノと続きます。

世界で5番目に小さな国サンマリノ共和国は、ヴァチカンと同じようにイタリア領に囲まれた独立国家。現存する最古の共和国で、人口は3万人ほど。年間、300万人以上もの観光客が訪れます。

ティターノ山

イタリアのローマからサンマリノ共和国を目指すと、交通はかなり不便。新幹線(ユーロスター)と列車とバスを乗り継ぎ、迷子になりながら、半日以上かけてようやくたどり着きました。

サンマリノは街全体が要塞であり、ティターノ山に市街地があることから、地の利を活かして近隣諸国の攻撃を撃退し、独立を護ってきたことがうかがえます。

現在、サンマリノは観光産業で国が成り立っている。だから、観光客にとって居心地がよい。人の表情も穏やかで、治安も比較的よい。消費税もなく、入国にパスポートも必要ありません。

サンマリノの切手やコインを求める蒐集家もおり、近隣のイタリア市民は消費税のないサンマリノに買い物にきます。2008年に世界遺産に登録されたことから、ますます観光客が増加している。

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サンマリノ神社の建立

年間300万人以上もくるサンマリノで、ごく一部、ほとんど日本人しか訪れない場所があります。それが、「サンマリノ神社」です。

タクシーのおじさんに「サンマリノ神社に連れていってくれ」とお願いしても、「そんな場所は知らない」と言われました。

というのも、サンマリノ神社は、2014年に建立されたばかりだからです。ヨーロッパで唯一の神社で、宮司の方も、地元サンマリノ出身で、神職の資格を神社本庁から授与されました。

サンマリノの市街地から人里離れたワイン畑のなかに、サンマリノ神社はあります。

鳥居に掲げられていた日本の国旗が印象的でした。

ヨーロッパで日本の国旗を見て、神社に参拝すると、自分が日本人なのだと実感します。


ー岡崎 匡史