愛国心ゼロの国民

悲しいかな、アメリカ軍が日本列島を守っていなかったら、中国も旧ソ連も北朝鮮も、日本をとうの昔に攻擊し、占領していたかもしれない。それもほぼ戦うことなくしてだ。


今の日本国民には「国防」という観念も心意気もない。学校教育で国防という言葉も出てこない。「愛国心」という美しい言葉も、とうの昔に日本語から抹殺された。


国歌を歌うことも拒否する学校教育だ。ある高校の卒業式で司会をしていた教頭が、「これから国歌斉唱をしますが、退席したい人はしてもらって結構です」と言ったら、生徒と教員がどっと退席した。


70%が敵前逃亡

日本ではこのような惨状は当たり前になっているのか、マスコミもほぼ無視している。

もしも、アメリカで同じような事件が起こったら、アメリカ議会で大騒動になる。大統領まで巻き込まれ、アメリカ教育の大改革が起こる(まず絶対にない話だ。アメリカは愛国心を一番大切にしている)。


このような忘国教育の結果だろうか、ある調査で、中・高校生に「敵が日本に上陸して来たらどうするか」の質問に、「逃げる」と答えたのが70%近くいた。「戦い、国を守る」と答えたのは0%。このような深刻な状態に危機感を持たない政治家たちや文部省は一緒に「逃げる」つもりなのだろう。


ロボット人間養成所

勇敢な日本との激戦を経験したアメリカは、日本がここまで地に落ちるとは想像もしていなかっただろう。だが、アジア市場に進出をもくろんでいるアメリカはうれしくてしょうがない。

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文部省は「日本の教育は世界一」と言っているが、一番肝心なことでは世界最低だ。国の魂が入っていない教育は、ロボット人間の養成所だ。


アメリカは、日本の教育には口をはさまない。今のままの教育を続けてほしいと思っているからだ。





西鋭夫著『富国弱民ニッポン』
第4章 富国日本の現状−4