政府に頼らない学び方


14歳から15歳の優秀な若者を私費留学させましょう。日本政府がお金を出す可能性はほとんどありません。

自分のお金で行くのです。特にお祖父ちゃん、お祖母ちゃんがいる場合は、お金をタンスやベッドの下じゃなくて、孫の幸せと出世のために使って欲しい。思った以上に高くはなく、安いです。

お子さんを持っておられるお父さんやお母さんにご忠言したいのは、政府による中央集権的な教育が、子供たちの可能性を潰しているということです。子供たちが持っているスマートフォンのほうが情報は入っているし、検索も上手だと、もう分からないことはありません。


教科書の価値とは


正直に言えば、日本の教科書はほとんど意味がないと思います。教科書がそれほど大切であれば、それを1ヵ月で丸暗記させましょう。毎週、◯◯頁から◯◯頁まで勉強しましょうと言っていますが、その方法ではダメです。あんなに薄い教科書であれば1ヵ月でやりましょう。

量の話をすると、皆さんはやり過ぎだと思われるかもしれません。しかし、アメリカで私の息子や娘がやったアメリカ史の本は、高校4年間で用いるものですが500頁ぐらいあります。

日本は50頁ぐらいではないでしょうか。50頁で日本の歴史が語れるのでしょうか。戦争の話はほとんど書かれていませんし、占領のことについてもほとんど書かれていません。


スマートフォンを授業に活用せよ


日本の子は、試験を受けるのは上手ですが、量を持っていないのです。でも、スマートフォンの中には、想像を絶する量が入っているのです。スマートフォンを教科書にしたらどうですか。アメリカでは、その中の情報が学校の授業でも大いに活用されています。


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コンピューターを授業に導入していない学校など、アメリカにはありません。教室には小さく、持ち運びのできるコンピューターが備え付けてあります。でも、生徒たちはそんなものは使いたくないから、自前の最新のスマートフォンを使っています。授業中に、これで「ビヤッ」と調べながら学んでいるのです。日本の授業と比べて、生徒たちが触れる情報の量は圧倒的に異なります。


西鋭夫のフーヴァーレポート

2015年8月下旬号「大学ランキング」− 16