Directors, Toshio and Mr. Ogawa.jpg

From:小川忠洋

2015年に米国社会で最も権威ある研究所のフーヴァー研究所に、日本の近代史を研究する講座を作りました。これは日本で初めてのことです。(実際、アジア初でもあります)


背景を説明します。

研究基金講座・チェアーとは何か?


ぼくが西先生と出会ったのは、2年前の夏でした。その時、一受講生として、西先生の講義を受けていました。そして、スタンフォード大学フーヴァー研究所でのツアーというか講義が企画されたので、参加して、そこで親しくさせてもらいました。


その時に、この研究基金「チェアー」の話を聞きました。

日本では、大学の研究というと、国から予算をもらって研究をする、という形がメインだと思います。しかし米国の大学では、ビジネスなどで成功した人が、お金を出して大学をよくして次の世代に貢献する文化があります。例えば、スタンフォード大学に行くと、マイクロソフト創業者のビルゲイツやナイキのフィル・ナイト、HPのヒューレットとパッカードなどの事業を大成功させた人が、お金を出して立派な校舎を建てたりしています。実際、スタンフォードのビジネススクールはナイキのフィルナイトがお金を出して建設されたそうです。


そして、そう言った行為は「建物」だけに限らず、研究講座などでもあるのです。それが、今回、設立したチェアーと呼ばれるものです。このチェアーは「永久講座」とも呼ばれています。なぜかというと、スタンフォードやハーバードのような米国の超一流の大学は、ほとんど私立で、自分たちで資金を運用しているのです。(スタンフォード大学は僕が調べたところ、2兆円ほどの資金を運用しているようです)そして、この研究講座が「永久」と呼ばれる理由は、その大学の資金の運用益で運営されるからです。簡単に言ってしまえば、利子で運用されるようなものです。そのため、一度、研究講座を作れば、ずっと研究がされ続けるというわけです。

この講座を作った理由


日本も世界もなんだかんだ言ってもアメリカの強い影響下にあります。しかし、西先生がよく言うように、そんなアメリカで日本の情報はほとんど知られていません。

日本は世界に誇る素晴らしい歴史があるにも関わらず、情報発信がないため、とても誤解されていると思います。世界の動きが決まる米国で、日本の情報がほとんどないために、放っておくと、知らず知らずのうちに、日本にとって不利で不名誉な状況ができてしまいます。慰安婦像などはその一例で、資金豊富でPRの上手な国の思惑がまかり通り、私たち日本人の尊厳を傷つけるようなことが起きています。

これでは、私たちのみならず、私たちの子供や孫たち、次世代の人々の尊厳を傷つけることになりかねません。そして、日本に不利な状況ができないよう、将来の日本が豊かで誇り高い存在であり続けるように、この講座の設立をしました。

ホワイトハウスに要職をたくさん送り込むような、米国社会で最高の研究所である、フーヴァー研究所に、「日本近代史」の研究講座を作って、情報を発信することは、現在だけでなく、将来の日本にとっても、非常に価値あることだと思っています。

以前、西先生は、前フーヴァー研究所所長ジョン・レイジアン博士に

「アメリカでは誰も日本に注目していない。Japan Projectを創り、フーヴァー研究所を世界の日本研究の場にしたい」

という事を言われていたそうです。

この研究基金講座の設立はまだ、第一歩にすぎませんが、貴重な一歩を踏み出したということで、お知らせしておきたいと思います。



ダイレクト出版株式会社
代表取締役 小川忠洋

ogawasig.pngのサムネイル画像



PS:
ちなみにこのPride&Historyの目的にあるように、これを事業化した理由の一つはこれです。ぼくらはまだ、中小企業にすぎません。成功した大富豪ではないので大きなお金を簡単に出すことはできません。そのため、慈善事業ではなく、ビジネスとして事業としてこの事業をやっています。事業でお金を儲けて、そのお金をこのような活動に活用するためです。




PPS:
参考情報です
SankeiBizアジア初!スタンフォード大学フーヴァー研究所に研究基金・講座を開設

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160412/prl1604121202079-n1.htm

フーヴァー研究所のリリース
http://www.hoover.org/news/toshio-nishi-returns-hoover-institution-tadahiro-ogawa-fellow